片親にとって一番重要な課題
離婚後に、子ども達が離れている親から愛されているという証でもある「養育費」と「面接交渉権」。
その実態と問題点を理解して支援に生かしてください。ひとり親家庭の子どもの権利をみんなで考えるための一冊。
第1章 アンケートから知る当事者の声(当事者アンケートから思うこと/離婚後の親子関係サポートに関するアンケート)/第2章 養育費不払いに困ったら(養育費は子どもの権利だから…/養育費の取り決めについて ほか)/第3章 面接交渉実態調査(アンケート調査から見る面接交渉の実態/アンケート集計結果 ほか)/第4章 支援者の心構えとして大切なこと(支援者の心得(カウンセリング理論)/カウンセリングで目指しているもの ほか)/第5章 NPO法人Winkの活動(NPO法人Winkの活動・シンポジウムから/NPO法人Winkの一〇年計画 ほか)/付録
レビューを見る
片親にとって一番重要な課題は、援助を求めることです。
家事と育児の責任をすべて一人で処理するのは無理であることに気づき、重荷を減らしてくれる友人、家族、親戚(金銭的余裕があるなら家政婦)を見つけて下さい。
自分の幸福をないがしろにすることは、あなたの子どもの将来や幸福にとってもマイナスです。
配偶者と一緒に暮らした後に離婚などで片親になったなら、それまでの家庭生活の感覚をずっと失わないようにするため、
子どもがずっと守っていた慣習をできるだけ続けられるようにしてあげることが重要です。
きちんとした家庭で暮らしているという感覚が、子どもの幸福と安定にとって非常に役立ちます。
子どもが一定の年齢に達しているなら、家事の手伝いをさせて下さい。
子どもに責任を肩代わりさせることに罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、子どもにその責任をきちんと負わせて下さい。
雑事や家事の役割分担を与えることで、子どもはあなたにとってさらに心強い味方となり、親子間の大切な一体感も深まっていきます。
家庭の幸福に役立っている子どもは自尊心(自分が必要とされているという感情)が高くなり、家庭以外の場所でも人生にプラスとなるでしょう。
同様に、子どもが成長していく時、あなたが毎日対処している様々なストレス(金銭や家族など)を子どもから隠してはいけません。
それらを見せることは、子どもにはまだ対処できない考えや情報で苦しめることではなく、子どもが共同生活を送る上での協力者であるという感覚を抱けるようにすることなのです。
子どもをしつけることを恐れてはいけません。
もし恐れているとするなら、それは子どもを片親にしてしまったのだから、しつけなどでもうこれ以上苦しめるべきではないという暖味な考えをもっているからです。
適切なしつけが大切なのは、子どもにとって必要で、価値のある、家族としての強い倫理観と一体感を抱くための一助になるからです。
あなたが片親なら、肉親の中の異性の人物に定期的に家に訪ねてもらって下さい。
あなたが援助が必要だと感じているなら、その人物が折に触れて子どものしつけを手伝ってくれるでしょう。
片親のための多種多様な書物や援助グループを活用して下さい。
子どもにもこのような多くの支援グループがあります。
片親の子どもは、何らかの精神障害になる、やや高い傾向があるので、不安、うつ病、社会的孤立、学業不振などの徴候に注意し、学校やセラピストから援助を受けて下さい。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:家族間の問題
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/5979


