子供の吃音症の対処法は?
そもそも子どもは、どのようにしてことばを獲得していくのか、から説きおこす。
言語学者であり精神分析家でもある著者は、障害の分類、検査と治療方法、治療の原則など、言語発達障害に関わる問題を、独自の視点から紹介する。子どもと向きあうすべての人のための、示唆に富んだ解説書。
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多くの子どもが、最初に話すのを覚えた時には言葉をつっかえてしまうものです。
だから子どもが吃音の症状を示しても、言葉をすぐに直そうとしたり、または緊張感や非難で応じたりしては絶対いけません。
吃音のことは無視して下さい。
子どもが自分自身で言葉や音声を直すようにさせて下さい。
子どもの99%は幼児期を過ぎるまでには吃音がなくなることを忘れてはいけません。
吃音のほとんどは一時的な現象です。
同じ理由で、いくら誘惑に駆られても、吃音の子どもに言葉を補ったりしてはいけません。
子どもになめらかに話すように要求してもまったく効果はありません。
子どもをしかって吃音をやめさせようとしても、かえってひどくしてしまうだけです。
子どもの吃音がいつまでも治らなかったり、時間が経つにつれてひどくなっていくようなら、言語療法士に診てもらうのが賢明です。
言語療法士は吃音の一国となっているかもしれない学習障害や身体の障害を検査し、必要な場合には子どもが会話の障害を克服するのに非常に役立つ療法を提供してくれるでしょう。
とりわけ吃音が原因で生まれた情緒的な問題に子どもがひどく悩んでいるなら、
不安を軽くし、自尊心を高めるためにセラピストに診察してもらい、できるなら家族療法も視野に入れてみるのが賢明かもしれません。
元英国首相ウインストン・チャーチルのことを子どもに話してあげて下さい。
彼は生涯吃音と悪戦苦闘していましたが、それでも史上最高の雄弁家になることができました。
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