子供の言語障害の対処法
そもそも子どもは、どのようにしてことばを獲得していくのか、から説きおこす。
言語学者であり精神分析家でもある著者は、障害の分類、検査と治療方法、治療の原則など、言語発達障害に関わる問題を、独自の視点から紹介する。子どもと向きあうすべての人のための、示唆に富んだ解説書。
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まず第一に、言語の獲得は、健全な身体的生活条件や家族関係のような要因と切り離されて行われるわけではないことを親は理解すべきです。
原因がどうであれ、ストレスにさらされている子どもは発達障害の恐れがあり、その最初の症状は言語の領域に現れてくるでしょう。
提唱されているように、子どもにたくさんの温かい言葉をかけ、家庭の中の過剰なストレスや混乱の犠牲者にしないよう注意して下さい。
子どもに質問し、心の中を自由に打ち明けられるようにしてあげて下さい。
これが素晴らしいコミュニケーションと言語技術を成長させる基盤なのです。
言語の獲得、利用、発達の障害がいつまでもなくならない子どもの場合は、次のような点で専門家に診断を仰ぐべきでしょう。
● 身体的・神経学的評価(口、首の筋肉、神経を必ず検査して下さい)
● 聴覚検査
● 近年増加している学習障害の可能性を排除し、知能を判断するための心理テスト
● 会話と言語の検査
● 児童精神科医による精神医学的評価
推薦できる治療には次のものがあります。
● 資格のある言語療法士による(個人または集団)療法
● 障害の原因が子育ての問題にあると考えられる場合、親へのカウンセリング
● 必要な場合には、精神科の治療
● 学習障害と診断されたら、治療教育の専門家による学習障害の治療
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