身体病の子供の対処法
子どもは病気をもっているが、病気に支配されているわけではないという事実を決して忘れないようにして下さい。
すなわち、子どもはたまたま病気にかかっているだけで、人間として必要な資質はすべて備わっており、肉体や精神には健全で正常な多くの面をもっていることを忘れてはいけません。
ごく普通の生活が手を伸ばせば届くところにあることを思い出させ、子どもにその生活を楽しめるようにしてあげて下さい。
あなたの主な役割は、医療チームと連携して子どもの治療に当たるだけでなく、慢性病にかかった子どもの深い悲しみに耳を傾けてあげることです。
あなたが口を閉じている間、子どもが自分の感情を表し、表現できるようにしてあげて下さい。
病気に対するあらゆる種類の反応を口にできるようにしてあげて下さい。
親にとってこの作業はかなり厳しいものになりますが、子どもには計り知れないほど貴重なものを与えてあげられるでしょう。
子どもを過保護にしたり、甘やかしすぎたりしてはいけません。
過保護にしていると、気持ちを高めてくれる活動に子どもが積極的に参加できなくしてしまいます。
子どもにもわかる言葉で病気について説明して下さい。
子どもには理解できない細かなことについて話してはいけませんが、子どもでもわかる病気の側面について嘘をつくのはいけません。
病気について何らかの情報を伝える時には、いつも通りに落ち着いて、率直に話し、できるだけ子どもを安心させて下さい。
子どもを年齢、性別、能力に応じた活動にできるだけ参加させて下さい。
芸術、音楽、ビデオの鑑賞会、監督下でのスポーツ大会に行くことができるようにし、他の子どもたちとの接触を失わないようにして下さい。
このような活動のすべてが、子どもの「自分は特殊な存在だ」という気持ちを減らし、社会との結びつきをもっと感じられるようにしてくれるでしょう。
子どもの病気に対する怒りや罪の意識から、あなたの心の中には恐怖、疑惑、不安など様々な感情が渦巻いていることでしょう。
このような感情にとらわれすぎてはいけませんが、逆に完全に心に封じ込めてしまうと、子どもの欲求に適切に応じられなくなってしまいます。
常に子どもに対する自分の感情に気を配っていることが重要です。
あなたが受けることのできる(しばしば病院や医療センターにある)支援グループを利用して下さい。
このような医療支援チームが存在していることに気づけるはずです。
家族と一緒にあなたの感情について話し合って下さい。
子どもの病気の責任を(配偶者、他の子ども、怠慢な教師、医者や看護婦など)人のせいにしないよう心がけて下さい。
できるだけ前向きな考え方を失わない方向にエネルギーを注いだほうがはるかに生産的です。
子どもは親に対して希望や真実を求めています。
実際、子どもの人生の中で、親ほど子どもが待ち望んでいる援助を提供できる人はいません。
あなた自身のストレスや深い悲しみを確認し、対処して下さい。
次に、できるだけ前向きに、愛情を込めて子どもと話し合って下さい。
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