メディアが子どもに与える影響
いつまでも疲れがとれない、通勤電車で激しい動悸に襲われる、緊張すると下痢をする―こんな身体症状の背景に心の病気が潜んでいることがあります。
ストレスや心の病気による身体不調や異常行動を事例で紹介。
レビューを見る
子どもは平均1日4時間から7時間テレビを見ています。
1950年代にテレビが普及して以来、人々はテレビの多くの影響に不安を抱いてきました。
子どもを受け身の見物人にしてしまうことから、
映画やテレビドラマばかりでなく昼間のトークショーにまで氾濫する多くの暴力やセックスの影響まで、あらゆることを心配してきたのです。
今ではインターネットの利用者が数百万人以上にも増え(その多くが子ども)、この最新メディアが子どもの興味、関心、時間を奪っています。
親はテレビやインターネットの一層激しさを増す暴走状態に子どもを近づけないようにしようとし、ケーブルテレビの成人向けチャンネルを受信できなくしたり、
子どもが大人向けのチャットルームに参加できなくするソフトウェアを利用したりしています。
しかしこのような大人の制限をまんまとすり抜けることにかけて、子どもは驚くほど独創的に頭を働かせています。
親がいくら見られないようにしても、親のクレジットカードをインターネットに利用したり、子どもでもアクセスできるウェブサイトを見つけ出したりするのです。
また、テレビのポルノ映画にアクセスできる(あまり用心深くない親の)友人がいたり、親が職場にいたり、夜外出している時は好きなだけテレビを見ています。
いったん決心したら、いくら親が見せないように努力しても、その裏をかく方法を子どもは見つけることでしょう。
このようなすべてのメディアの影響のうち、実際に危険なものとは何でしょう?
研究からはまだ結論が出ていませんが、常識(そしてテレビの見すぎが子どもの感覚を鈍くしているのを肌で感じている経験)から、メディアにのめり込むのは決してプラスではないことはわかっています。
テレビやインターネットの暴力(テレビ番組の80%は暴力がテーマになっていることがわかっています)やセックスばかりではなく、
多数のトークショーが、複雑な問題をひどく単純化した、うすつペらな既成概念にしてしまったり、子どもにまったく厳密な思考や積極的な行動を求めない大ざっぱな手法も、親に不安を抱かせる理由になっています。
乱暴な性格の子どもがテレビの暴力シーンを見てさらに攻撃的になるのか、また攻撃的性格な子どもがテレビでそんなシーンを見つけ出そうとしているのか、研究からはまだ結論が出ていませんが、
テレビの暴力シーンは攻撃的な子どもの性格を一層激しくしてしまうので、そのような場面を見せないようにする必要があることは間違いありません。
テレビやコンピュータの画面は子どもにとって、親がいない時のベビーシッターの役割を果たしてくれると思われていました。
しかしそれは、私たちが望んでいるようなベビーシッターではないことは確かです。
あまりにも全面的に情幸即寺代の影響が広まっていったので、その影響のすべてを確認するのは難しいことです。
現在、新しいメディアは子どもに、地方、国家、海外の災害(爆撃、襲撃、自然災害、戦争、殺人、性犯罪、誘拐、自殺などあらゆる悪夢の材料)に関する生々しい詳細な情報を即座に伝えてきます。
基本的に、私たちの社会は一つになり、押し寄せる情報はすべてメディアの出口からあふれていますが、その最大の聴取層の一つが子どもなのです。
最善の注意を払う、善意に満ちた親でさえ、挑発的なミュージックビデオ、子どものレイプをテーマにしたテレビのトークショー、
またはひょっこり出てくる変態セックスについてのウェブサイトをすべて監視することはできません。
しかし少なくとも、ものの見方を豊かにし、自分の創意工夫と好奇心を使って楽しむ方法(家に帰ってすぐにテレビやコンピュータに子どもを直行させない方法)を子どもが考え出せるようにする態度や予防対策を設けることはできます。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:子供の心の障害
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/5953


