子供の想像上の仲間に、どう対処すれば良いのか?
アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリアなど世界各国で支持され、注目されているシュタイナー教育の実践編。
子供の魂を育てる教師の在り方、学校の在り方が明快に示される。『シュタイナー教育の基本要素』姉妹編。付:1~12学年までのシュタイナー学校カリキュラム例。
子どもを理解する/精神科学的人間認識の観点からの教育実践/学校の運営/付録(学年毎の主要授業の例/一週の科目時間数の例)
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想像上の仲間にどう対処したらいいか、答えは「何もしないこと」です。
この姿の見えない友達と付き合うことを子どもに許してあげて下さい。
普通、この付き合いは子どもが環境にきちんと順応するために行われていることを思い出し、子どものプライバシーを尊重し、想像上の生き物(または生き物たち)は8歳になるまでにほぼ確実に消えていくことを確信して下さい。
子どもが繰り返し不作法な振る舞いをしたり、その振る舞いを想像上の仲間のせいにしているなら、
子どもに不信感を突き付け、穏やかだがきっぱりと自分が適切だと思うものならどのようなものでも罰を与えて下さい。
想像上の仲間が専門家の診察を必要とする深刻な障害の徴候であることを示しているのは、次のような場合に限られます。
(a)想像上の仲間が9歳や10歳になっても消えない場合。
(b)想像上の仲間が温かく、親切で、力になってくれる仲間ではなく、悪く、破壊的で、自滅的な行動を自分にさせようとしていると子どもが思っている場合。
(C)想像上の仲間が子どもの人格に乗り移ったように思える場合。
一般にこのような症状はネグレクトや虐待を受けた子どもに発生し、解離性同一性障害(以前は多重人格と呼ばれた)として知られている障害をもつ子どもに見られる交替人格の初期の前触れなのかもしれません。
しかし、これはごくまれなことで、想像上の仲間のいる子どもの圧倒的多数は、そのような心配をする必要はありません。
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